ボルネオ島でアブラヤシを栽培しているのは聞いていたが、これほど大規模に行っているとは思っていなかった。飛行機から見ると一面にアブラヤシのプランテーションが広がっていた。アブラヤシの用途は以前は、食用油、洗剤などだが、今はバイオジーゼル燃料として需要が大きい。経済的には原油の値上がり、環境問題では二酸化炭素排出量削減が追い風となり、ボルネオ島ではパームオイルブームのようだ。確かに、バイオジーゼルはニ酸化炭素の排出量はゼロになるが、これだけ、熱帯雨林を伐採して単一種を栽培すると生物多様性の破壊、保水能力の低下など問題が起こりそうだ。
ミリ郊外の丘には、パームオイル長者の大邸宅があった。
ミリ郊外の丘には、パームオイル長者の大邸宅があった。
by ecoism-toshi
| 2006-08-28 08:01
| 旅の記憶