ブログの題を「なつかしい未来への道」に替えようと思い、同じ題名が他のブログに無いかを検索した時、この本がヒットした。チベット、インド、パキスタンに挟まれた位置にラダックは位置する。作者のヘレナ・ノーバーグ・ホッジは1975年に言語人類学者としてラダック語の研究のためこの地を訪れる。
1974年にインド政府が観光目的で開発を始め、10年後の1984年には1万5千人の観光客が押し寄せてくる。それまで自給自足の生活を送っていた村に、貨幣経済、工業社会の情報と物が押し寄せ飲み込まれそうになりながらも、別の道を探ろうとする姿が書かれている。
世界中で自給自足の社会にテレビが入ると、人々は大量消費社会の華やかな一面をだけを見るこことになる。西洋式の教育がおこなわれ、自給自足生活に必要な教育(伝承)が行われなくなる。そして若い世代から文化、伝統的技術が失われていく。
1974年にインド政府が観光目的で開発を始め、10年後の1984年には1万5千人の観光客が押し寄せてくる。それまで自給自足の生活を送っていた村に、貨幣経済、工業社会の情報と物が押し寄せ飲み込まれそうになりながらも、別の道を探ろうとする姿が書かれている。
世界中で自給自足の社会にテレビが入ると、人々は大量消費社会の華やかな一面をだけを見るこことになる。西洋式の教育がおこなわれ、自給自足生活に必要な教育(伝承)が行われなくなる。そして若い世代から文化、伝統的技術が失われていく。
by ecoism-toshi
| 2008-01-08 07:55
| 読んだ本・見た映画