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薪でアート
薪を校舎にもたれ架けて置いていたのだが、上層部から見苦しいという意見が出てきた。それならばと、薪でアートを作ってみた。学生諸君にも手伝ってもらい、約2時間の作業で出来たのがK先生監修作品「森のかけら」。来冬分の薪がここで乾燥され、アートとして楽しんでもらい、ビオトープ(生物の住処:一年後には木の下にミミズがたくさん生息する予定)にもなる。一冬分の薪を準備する間、「森のけから」は成長していく。
ちなみに、切りたての薪の含水率(木材の含水率=水分量÷絶乾重量×100)は、クヌギ135%、シラカシ145%、アカメガシワ155%だった。含水率が20%になれば重量は約半分になる。
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by ecoism-toshi | 2008-02-29 07:59 | 薪ストーブ
交流と癒しの場
玄関ロビーに設置した薪ストーブが、交流と癒しの空間になっている。同じ高専にいても、学科が違う学生と話す機会がほとんどない。薪ストーブの前に座っていると興味をもった学生が覗きにくる。声をかけて薪ストーブに座ると炎を見ながら会話が始まる。昨日は、来客者の方に薪ストーブの説明を求められ、燃料の薪、ストーブの構造について説明をした。
 誰もいない夜、一人で薪ストーブの前に座り、揺らめく炎を眺めていると時間が止まっているような感覚になる。時間に追われる毎日の中で癒される時間です。
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by ecoism-toshi | 2008-02-28 07:51 | 薪ストーブ
煙突の改良
断熱した2重構造の煙突(値段が高い)は排気された煙を高温に保つために作られている。一般的には、煙突内を高温に保つことで圧力差を作り、ストーブの中に吸気をおこなう。今回薪ストーブを設置した建物は4階建てのため、煙突の長さが約15mになる。煙突が長いため逆に浮力が大きすぎ、ダンパーを取り付け吸気量を落としている。それなら、断熱していない煙突でよさそうなものだが結露を防ぐために断熱した煙突にした。しかし、いくら断熱していても長い煙突の途中で排気の温度が低下し、結露した水分が煙突内部に溜まる。そこで、写真のように水貫を最下部に取り付けてもらった。溜った水分を抜くために取り付けたのだが、空気の入口にもなり煙突内の浮力による引き抜き圧力を低下することができる。ホースの先を水に付けなければ、ダンパーは不要になった。薪ストーブ屋さんも、今回のように煙突が長くかつ性能の良いストーブ(排気温度が低い)を設置した経験が無いようだ。
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by ecoism-toshi | 2008-02-27 08:23 | 薪ストーブ
来年の燃料
ため池の清掃にいっていた学生が薪を運んできてくれた。昔、このため池の池守が池を維持管理する代わりに土手の薪、柴を燃料として使うことができたそうだ。ところが、燃料革命(薪・炭→石油・ガス)で薪、柴は使われなくなり、池の土手で木が大きくなってしまった。池の土手に木が生えると、その木が枯れて根が腐ると土手に穴が空き水漏れの原因になる。所謂、土手がゆるむことになる。今回、木を切ると聞いて薪ストーブの燃料にいただいた。クヌギを含む広葉樹で薪ストーブ燃料には最適だ。最低1年間は乾かす必要があるので、来年の冬のために薪割をして乾かしておこう。一年先を見越した燃料計画が必要だ。自然のリズムに合わせて生きる(スローライフ)とはこうゆうことです。
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by ecoism-toshi | 2008-02-26 07:49 | 薪ストーブ
江井ヶ島皿池調査報告会
昨日、江井ヶ島皿池の調査報告会を明石市産業交流センターで行ってきた。予想以上に参加者が多く、質問も多く出された。住民、農業者ともに悪臭、ユスリカの大量発生に困っているようだ。流入水路に生活排水が流入してくるのが、最も大きな富栄養化の要因だが、解決には時間がかかりそうだ。
by ecoism-toshi | 2008-02-24 12:05 | ため池
薪ストーブのある高専
薪ストーブのある高専は、全国でも明石高専だけだと思う。大学でも、薪ストーブを置いていると、聞いたことがない。理由は、薪を集める労力がかる、管理が面倒臭いということだろう。火事を心配する人もいるが、放火でもされない限り火事はおこりそうにない。もし、今後導入しようと思われる方のために、毎朝の作業を書いておこう。
1、3日に一度、灰を取り出す。明石高専では肥料につかう。
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2、焚き付けを積む。紙を丸めて下におき。上に細かい柴、割った竹をおいている。
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3、火をつけたら少し扉を開け、煙突が暖まり浮力がでるまで、団扇で扇ぐ。煙突が冷えている朝はこれをやら無いと煙が逆流する。
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4、炎が大きくなったら扉をしめる。薪を足し、吸気量を調整してやれば完了。
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by ecoism-toshi | 2008-02-22 08:13 | 薪ストーブ
木酢液
煙突から木酢液が浸み出てきている。薪ストーブの煙突が長いため、15m上の屋上に抜けるまでに露点温度以下に排気の温度が下がっているようだ。木材の含水量が多いため、排気中の水蒸気量が多いことも考えられるので、木材の含水率を測定してみた。桧、米松、椎など全てが薪として推奨されている含水率20%以下だった。ともあれ、うまく取り出せれば、木酢液を園芸に有効に使える。薪ストーブ屋さんと相談して、煙突の一番下に水抜きを付け木酢液を集めることにした。写真は、木質構造を研究している先生からお借りした木材含水率計。便利なモノがある。
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by ecoism-toshi | 2008-02-19 08:01 | 薪ストーブ
吸気の調整
4階建ての建物の1階に薪ストーブを設置した。煙突の長さが約15mと長いため、煙突内の温度が上昇した時の浮力が大きすぎる。排気をダンバーで制御しているが、いっぱいまで絞って使用しないと吸気量が過剰になる。一方、朝は不用意に着火して扉を閉めると、夜の間に冷えきった煙突から空気が逆流し、吸気口から煙が吹き出すハプニングがあった。室内の気温が煙突内より高温の時は、扉を開けて団扇などで扇ぎながら着火し、煙突内の温度を室内より上げてから扉を閉めないと部屋に煙が充満してしまう。なつかしい未来は手間がかかるものだ。それを抜きに本質的な環境改善などありえないのだが。
手間はかかっても、炎の揺らぎはオオロラのようで美しい。それを眺める贅沢をみんなに味わってもらおう。
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by ecoism-toshi | 2008-02-18 17:52 | 薪ストーブ
火入れ
薪ストーブがついに設置された。寒い中、ため池の清掃から帰った学生が薪ストーブの暖かさに感動していた。炎の揺らぎを見ながら薪ストーブで暖まることの豊さを実感したようだ。なつかしい未来にまた一歩近付いた。

初めて使うときは耐火塗料が揮発するので嫌なニオイがする。一日燃やせば無くなるだろう。燃料には、実験・実習で使用した針葉樹も使うとストーブ屋さん伝えると、ベルギーのNESTOR MARTIN社のS43 WOODBOXテクノロジーのストーブを進めてくれた。燃焼空気の再燃焼機構が入っているので、温度があがると煙はかなり少なくなる。卒業研究で煙突からの臭気発生量を調査させたいと思っている。
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by ecoism-toshi | 2008-02-17 14:52 | 薪ストーブ
環境教育と情報リテラシー
明石高専の環境教育の一貫で、クラス対抗のプレゼンテーション大会(2年生)、ディベート大会(3年生)がおこなわれた。ディベート大会では、「経済発展vs環境保護」「日本にオオカミ復活させることへ是非」の2テーマ。プレゼンテーション大会では、ため池についてが2クラス、水質汚染が1クラス、「二酸化炭素の増加は温暖化の原因ではなく結果だ」が1クラス。高校生の年代にしては、プレゼンテーションは上手だったが、情報リテラシーに問題があるようだ。ネットを開けば情報の山だが、そのなかで一部の情報だけを見ている場合が多くあった。環境問題は複雑な継りのなかで見ないと、とんでもない結論がでてくる。
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by ecoism-toshi | 2008-02-14 08:22 | 環境問題
  

    平石年弘   明石高専建築学科教授 クライマー 父親・夫としての体験記
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