夏子の酒は読んだことがないので、今度読んでみたいと思う。確かに、日本で食と農の問題は深刻だ。今は、飽食の時代と言われ、世界中から食物をかき集めて食べているが、いつまで続けられるのか、また続けるつもりなのか。
農薬問題の原因の一つは消費者にもある。農作業などしたこともない消費者が不自然に形の整った、虫食の無い綺麗な農産物を求める。自分で、作ってみればわかるが農薬を使わずに虫食の一切無い作物を大量に作るなど不可能だ。少しは虫食があるのが本来の姿だ。
一方で農家も、農薬が人間と生態系にどのような影響を与えているかを考えず、便利だから、使用が許可されているからと言う理由で使っている。
近年、これまでの大量生産、大量物流、大量消費の仕組を見直し、地産地消、農家と消費者の連帯など新らしい動きが出てきている。これらの活動のなかで、農業が食べ物を作るだけの産業で終わるのではなく、自然環境との調和を目指す営みとなることを期待したい。
農薬問題の原因の一つは消費者にもある。農作業などしたこともない消費者が不自然に形の整った、虫食の無い綺麗な農産物を求める。自分で、作ってみればわかるが農薬を使わずに虫食の一切無い作物を大量に作るなど不可能だ。少しは虫食があるのが本来の姿だ。
一方で農家も、農薬が人間と生態系にどのような影響を与えているかを考えず、便利だから、使用が許可されているからと言う理由で使っている。
近年、これまでの大量生産、大量物流、大量消費の仕組を見直し、地産地消、農家と消費者の連帯など新らしい動きが出てきている。これらの活動のなかで、農業が食べ物を作るだけの産業で終わるのではなく、自然環境との調和を目指す営みとなることを期待したい。
by ecoism-toshi
| 2005-10-04 08:19
| 環境問題