天満大池の改修に伴い、水を抜くことになった。放っておくと、大量の魚が死に腐敗臭を放つ、また大量の栄養塩が池に残ることになる。兵庫県、ため池協議会と協力してこの機会にカイボリを行うことになったが、前回水を抜いたのが20年~30年前の改修の時以来だということで、池の様子が解らない。今回のカイボリキャプテンのT君から、前日に予想以上に魚がいるという報告をうけ、見にいくと写真のように水が引き、既に大きな鯉の背が大量に見えていた。池が浅く、ヘドロも浅いので,相当なスピードで魚が上がることが予想された。急遽、県の職員の方とも相談し排出経路の確認と方法を再検討し準備する。
野球部17名を顧問の先生にお願いして動員できたので、全員で明石高専から42名の学生と2名の教員が参加した。池が広いので、42名の学生を動員してもまばらに見える。それでも池が浅く、1匹一匹が大きいので大量に魚が揚がってくる。
取った魚はゴムボートに入れて搬出場所まで運ぶ。魚を積むとボート沈み込み、底がヘドロにすれるので押していくのが結構大変だ。ボートを3台用意したが、魚が取れるスピードが早くて運搬が追いつかない。鯉のサイズが大きいので、素手でつかむ場合は、頭を抑えて馬乗りになって両足で鯉を挟み込み、エラを両手で持って持ち上げる。
ボートで運んだ魚をカゴに積み直して水揚げする。この作業も斜面がヘドロですべり足場が悪いので大変だ。女子学生も頑張ってました。最大の鯉は一匹で15kgあった。
一籠づつ体重計で重さを測定し記録する。ミシシッピーアカミミガメはフィッシュミールになるが魚粉肥料にはならないので仕分ける。最終的に引き上げた魚は8200kgに達した。
水揚げ量が多くて輸送が追いつかないので,農道に広げて水洗いをすることななった。これはちょっと二度手間だった。
バックフォーを使いフィッシュミール工場のバッカンに積み込み出荷する。午後からはトラックの荷台に泥がついたままの魚をいれ、高圧洗浄機を使って水洗いすることにする。
天満大池の生物は10kg~15kgの大型の鯉、大型のカムルチー、大型ヘラブナ、ここまでが水揚げのほとんどを占める。それ以外で量は少ないが、ミシシッピーアカミミガメ、ナマズ、ブルーギル、ソウギョ、ブラックバス、スッポン2匹。スッポンは地元のマニアの方が持って帰った。
30年間カイボリしていないため、10kg以上の巨大な鯉と巨大なカムルチーが多い、極相の生態系になっていたようだ。皿池で植物も少なく、生息環境が単調なため池を30年ほど置いておくどうなるかが良く解る。
毎日、Dr.論文を書くため一日中パソコンに向かっている毎日で運動不足のためか、翌日は筋肉痛がひどい。
野球部17名を顧問の先生にお願いして動員できたので、全員で明石高専から42名の学生と2名の教員が参加した。池が広いので、42名の学生を動員してもまばらに見える。それでも池が浅く、1匹一匹が大きいので大量に魚が揚がってくる。
取った魚はゴムボートに入れて搬出場所まで運ぶ。魚を積むとボート沈み込み、底がヘドロにすれるので押していくのが結構大変だ。ボートを3台用意したが、魚が取れるスピードが早くて運搬が追いつかない。鯉のサイズが大きいので、素手でつかむ場合は、頭を抑えて馬乗りになって両足で鯉を挟み込み、エラを両手で持って持ち上げる。
ボートで運んだ魚をカゴに積み直して水揚げする。この作業も斜面がヘドロですべり足場が悪いので大変だ。女子学生も頑張ってました。最大の鯉は一匹で15kgあった。
一籠づつ体重計で重さを測定し記録する。ミシシッピーアカミミガメはフィッシュミールになるが魚粉肥料にはならないので仕分ける。最終的に引き上げた魚は8200kgに達した。
水揚げ量が多くて輸送が追いつかないので,農道に広げて水洗いをすることななった。これはちょっと二度手間だった。
バックフォーを使いフィッシュミール工場のバッカンに積み込み出荷する。午後からはトラックの荷台に泥がついたままの魚をいれ、高圧洗浄機を使って水洗いすることにする。
天満大池の生物は10kg~15kgの大型の鯉、大型のカムルチー、大型ヘラブナ、ここまでが水揚げのほとんどを占める。それ以外で量は少ないが、ミシシッピーアカミミガメ、ナマズ、ブルーギル、ソウギョ、ブラックバス、スッポン2匹。スッポンは地元のマニアの方が持って帰った。
30年間カイボリしていないため、10kg以上の巨大な鯉と巨大なカムルチーが多い、極相の生態系になっていたようだ。皿池で植物も少なく、生息環境が単調なため池を30年ほど置いておくどうなるかが良く解る。
毎日、Dr.論文を書くため一日中パソコンに向かっている毎日で運動不足のためか、翌日は筋肉痛がひどい。
by ecoism-toshi
| 2011-12-12 10:06
| ため池