明石高専で生える雑草を堆肥にし、菜園果樹園を作るべく作戦を開始した。まずは、痩せた硬い土地をミミズに開墾してもらう。早く作物を作ろうと思えば、人力で耕やしてサツマイモでも植えられるが、痩せた土地では収穫も限られる。その上、硬い土の開墾は重労働だ。雑草を積んでおけば、ミミズが少しずつ土を軟らかくしながら肥してくれる。ミミズに土を柔かくしてもらってから人間が耕す方が労力がかからない。私の経験では、痩せこけた土地が良い土になったと思えるまで最低5年はかかる。気の長い話しだが、自然を相手にするということはそういうものだと思う。
これまで、ゴミとしてお金を払って引き取られていた雑草が土に帰り、作物が育つ。
これまで、ゴミとしてお金を払って引き取られていた雑草が土に帰り、作物が育つ。
by ecoism-toshi
| 2006-05-11 08:04
| 教師の仕事