環境科学や環境工学の授業で環境問題について授業で話している。学生が興味を持って聞いているようだが、だからと言って何か行動に移すわけではない。マスコミでも、毎日のように地球温暖化(気候変動)、生物資源の枯渇などが取りあげられている。しかし、それで行動を起こした人は何%いるだろうか?極めて少ないと思う。私のゼミにきた学生や環境改善の活動をしたいと言ってくる学生に「どうして」と聞くと自分の体験を話す。ニュースで聞いたからとは言わない。
知識も重要だが、人間をつき動かすものは、知識より感性と体験だと思う。(大衆を動かすには、経済的インセンティブが必要だが)そのためには、自動車通勤を自転車に替えてみる。ちょっとした環境改善活動に参加してみる。そういった行動で自分のポジションを変えることが重要だ。「社会的存在が意識を規定するのであって、意識が社会的存在を規定するのではない」という『経済学批判』の有名な命題がある。確かに、思い当たることが多い。環境への対応も、ポジション(社会的存在とまでは言わなくても)を自分のできる範囲で少し変えてみることをお薦めする。
知識も重要だが、人間をつき動かすものは、知識より感性と体験だと思う。(大衆を動かすには、経済的インセンティブが必要だが)そのためには、自動車通勤を自転車に替えてみる。ちょっとした環境改善活動に参加してみる。そういった行動で自分のポジションを変えることが重要だ。「社会的存在が意識を規定するのであって、意識が社会的存在を規定するのではない」という『経済学批判』の有名な命題がある。確かに、思い当たることが多い。環境への対応も、ポジション(社会的存在とまでは言わなくても)を自分のできる範囲で少し変えてみることをお薦めする。
by ecoism-toshi
| 2007-06-14 08:17
| 教師の仕事