兵庫県の少年男子登攀(クライミング)の監督をやっている。今年から、国体の山岳競技がクライミング(ボルダーとルート)だけとなった。国体の山岳競技は団体競技であることを継続するため、選手が登っている時に、監督が登り方の指示してよいという変則的なルールになった。ムーブの読解力、状況判断もクライミングの大きな要素なのだから選手の能力を伸ばすために、こんなルールは止めるべきだと私は思っている。しかし現状では経験のある監督が有利という理由と、明石高専の学生が選手になっているため監督を引き受けることになった。少年の強化は大人と違って、安全に気を使う。だからと言って、人工壁ばかりやっていると、足使いが上達しない。今は自然の岩で足の使い方を学ばせている。クライミングは、弱点を克服すれば飛躍的に上達する。
by ecoism-toshi
| 2008-06-17 07:52
| クライミング