水質浄化に関わっている江井ヶ島皿池が1992年以来発生していたアオコが今年は発生せずに経過している。池干し、ヘドロの浚渫、水路への吸着剤の投入、水路の清掃、井戸水利用、比較的水質の良い赤根川からの給水など水利組合、兵庫県でできることを行なってきた。オニバス、ヒシも繁茂し、白サギなどの水鳥が訪れ、写真を見るとサンクチュアリのようだ。私も含め関係者は喜んでいる。しかし、窒素、リンの濃度はアオコが発生する限界値に近い値を推移している。来度も、アオコが発生しない状況を継続するには、今後も継続して対策を実行していく必要がある。
by ecoism-toshi
| 2008-09-18 08:25
| ため池